最近、売上に波があると悩んでいませんか?今回はガソリンスタンドで売上を上げるためチラシの作り方についてご紹介します。本文では「車検」という切り口から、モノを売らずにコト(メリット)を提供するといった視点で、考えてみましょう。
- 1.まずは今回のチラシの対象者(ターゲット)を明確にしましょう。
- 2.お客さんの気持ち・目線を掘り下げて考えてみましょう。
- 3.チラシを渡すタイミングを間違えると印象を悪くしますので、注意してください。
1.まずは今回のチラシの対象者(ターゲット)を明確にしましょう。
基本的にお客さんが、「車のリースにしようかな」といった選択肢を思い浮かべるには、「そろそろ車検が切れるしどうしようかな」「このまま車検を通すかな」「乗り換えるかな」といった中に、「リースも検討しようかな」といった背景があります。ですので、例えば、チラシの一番上には「そろそろ車検が来るのでどうしようか?お考え中の方へ」を見出し・タイトルにするなど、お客様の気持ち・目線になって記載しておきましょう。
2.お客さんの気持ち・目線を掘り下げて考えてみましょう。
お客さんは車検がくる時に備えて、考えることは「下取りに出すといくらぐらいになるのかな?」「もしこのまま車検を通すとしたら、いくらぐらいになるのかな?」「もしリースという新しいスタイルにした場合、どんな感じになるのかな?」といった事前に情報収集しておきたいと考えています。ですので、お客様に出すオファーは「下取り無料査定」「車検無料見積もり」「家計を節約するリースのご相談」などのフロントエンドオファーを訴求するようにしましょう。どちらにしても、車検というのは締め切りがあり、法律上避けては通れない選択肢ではあるので、お客さんに寄り添うといった姿勢でオファー(案内)するようにしてください。
3.チラシを渡すタイミングを間違えると印象を悪くしますので、注意してください。
チラシが出来たら、いきなり新聞折込やポスティングといった大きく出る手法はなく、まずは会員さんがいらっしゃれば、優先的にDMという形にて、配布・送付するようにしてください。またガソリンスタンドの給油にも、なるべく早く安く済ませたい平日消費と、平日に比べると少し気持ちにゆとりがある(家族で来店すれば父親の顔になる)休日消費がありますので、なるべくお金がかかる・考える時間が必要(金額がそれなりにかかるので失敗したくない)なものは、土日を中心とした「休日消費」時に、手渡しで配布、または設置するようにしてください。
ひとつ注意していただきたいのは、給油中は(セルフ給油の場合)「油がこぼれないように」と給油口に集中していますので、同じチラシの内容であっても、チラシを渡すタイミングを間違えると印象を悪くしますので、注意してください。
以上、今回は「車検」という切り口から、ガソリンスタンドで売上を上げるためチラシの作り方についてご紹介しました。もちろん、「車検」のタイミングはお客様によって様々なため、今すぐに必要ではない方もいらっしゃいますので、右上に「保存版」などを記載して、何かあったときの一番店(お客様の頭の中の検索順位1位)といった認知度アップも含めて検討してみてくださいね。