あなたのそのチラシの反響はいかがですか?
今回は税理士向けの個別相談チラシの作り方についてご紹介します。
これから顧問先を増やしていきたい税理士の方、
開業したばかりなので、ひとまず新規のお客様を増やしたい税理士の方、
などの参考になれば幸いです。
- 1.最初にターゲットを記載しましょう。
- 2.次にあなたに相談・依頼すると、どうなれるのかを記載しましょう。
- 3.次に相談風景がわかる写真を3枚記載しましょう。
- 4.次にあなたの相談サービスをおすすめする理由を記載しましょう。
- 5.個別相談の詳細は記載しましょう。
- 6.初めて相談する方の目線になって不安を解消しておきましょう。
- 7.あなたの個別相談の申し込み方法を記載しましょう。
- 8.あなたの事務所・会社の基本情報を記載しましょう。
1.最初にターゲットを記載しましょう。
あなたが一番喜ばせることのできる人は誰か?
あなたが一番来てほしいお客様は誰か?
あなたが一番成果を出せる分野は何か?
これを明確にしましょう。
例えば、
・開業手続きでお困りの方へ
・確定申告をどうしたら良いのかお悩み中の方へ
・今のうちに相続対策をお考えの方へ
など、お客様の「お困りごと」を記載するようにしてください。
別の言い方をすると、
お客さんは「税理士に頼みたい」「税理士に相談したい」のではなく、
税理士に相談することで得られる効果やベネフィット(メリット)を
手にいれたいと考えていますので、お客様目線を意識してみてください。
2.次にあなたに相談・依頼すると、どうなれるのかを記載しましょう。
最初に例えば、「〇〇でお困りの方へ」と伝えていますので、
あなたにお願いすると、どうなれるのか、afterの状態を記載しましょう。
例えば、相続税に関することであれば、
・面倒で複雑な手続きが不要になり、節税対策がしっかりできる
〇〇税理士事務所にまずは相談してみませんか?
など、到達点+商品・サービス名といったイメージで考えてみてください。
3.次に相談風景がわかる写真を3枚記載しましょう。
初めて相談しようかと迷っている方は、どんな先生(税理士)が教えてくれるのか、
相談シーンはどんな感じか?事務所の雰囲気はどんな感じなのか?
など確認したいと思っています。
ですので、写真3枚の
・左側にアドバイスしている様子
・2枚目には相談中の様子
・3枚目には先生(あなた)の写真、または事務所の雰囲気がわかる写真
を入れておきましょう。
その他、写真の下に文字(キャプション)を入れて、
「写真からわからないこと」を記載すると臨場感が芽生え、
実際に相談すると、どんな体験(相談体制)が待っているのか?
といったイメージを与えることができます。
例えば、相談中の写真であれば、
「専門用語は使わず、わかりやすい言葉で丁寧にご説明いたします」など、
写真からわからない臨場感を伝えるようにしてください。
また先生の(あなた)写真の下には地元出身・実績件数・専門分野など簡単なプロフィールを入れておくのも良いでしょう。
4.次にあなたの相談サービスをおすすめする理由を記載しましょう。
あなたの事務所の特長やポイント、
相談して見込まれる効果など3つほど記載してください。
特にいざ税理士に相談するとなると、お客さんも慎重になりますので、
(個人の情報をある程度公開するため)しっかり記載するようにしてください。
まだイメージが湧かないようでしたら、「相談すると〇〇がわかります」
「相談すると〇〇が明確になります」といった問題点が明確になるという
視点で考えてみてください。
5.個別相談の詳細は記載しましょう。
ここは特に難しく考える必要はありませんが、日時・会場・相談料・相談時間など
記載しておきましょう。
基本的にチラシはお客様とのきっかけづくりが主旨となりますので、
いきなり顧問契約といった敷居が高いサービスを訴求するのではなく、
手軽に相談できるフロント商品(60分:無料~5,000円程度の相談料)を
チラシのオファーにしておきましょう。
お互いの相性や問題点の明確化がしっかり図れれば、
全員とはいきませんが、お客様の方から、あなたのサービスに関心を持ちますので、
あなたの着眼点をしっかり提供するようにしてください。
6.初めて相談する方の目線になって不安を解消しておきましょう。
例えば、個人情報の管理は大丈夫か?とりあえず相談だけでも良いか?
書類など持ち物は何か必要か?など、
Q&A形式で代表的な項目を2つ程度記載しておきましょう。
チラシのスペースに余裕がない方は、
ブログやホームページで事前に不安を解消できるようにしておいてください。
(チラシからホームページに信頼できそうか?確認しに来るケースが多々あります)
7.あなたの個別相談の申し込み方法を記載しましょう。
電話・メール・お問い合わせフォームなど、
あなたの個別相談に申し込む方法を記載するようにしてください。
特に、お問い合わせフォームは、
必要最低限の項目にするだけでも、反応率は上がりますので、
お名前・電話番号・メールアドレス・メッセージ(相談内容)だけにするなど、
なるべく入力に手間がかからないように工夫してみてください。
8.あなたの事務所・会社の基本情報を記載しましょう。
住所・電話番号・メールアドレス・ホームページのURLなど、
基本情報・会社概要等を記載しておきましょう。
電話でお申し込みを強調したい場合は、
電話番号は通常の4~6倍の大きさで記載するようにしましょう。
また実際にお電話があった際には、
「今、チラシやホームページなど何かご覧になられていますか?」
と質問するようにしましょう。
相手(お客様)と同じ媒体を見ながら会話することで、
共通認識が高まりますので、より理解が深まりやすくなります。
また余裕があれば、「何かわかりにくいところはございましたか?」など、
答えは現場にありますので、今後のチラシの改善等に役立てていきましょう。
以上、税理士向けチラシの作り方(個別相談編)について解説いたしました。
ぜひあなただけのオリジナルチラシを作成してみてくださいね。