売れるチラシの作り方の教科書

チラシの効果的な作り方やリーフレットのデザイン・フライヤーのレイアウトなどの作成方法、新聞折込・ポスティングチラシの配り方など、集客につながる営業戦略のノウハウをご紹介しています。




社会保険労務士向けチラシの作り方(個別相談チラシ編)

最近のチラシの反響はいかがですか?
今回は社会保険労務士向けの個別相談チラシの作り方についてご紹介します。
これから顧問先を増やしていきたい社労士の方、
開業したばかりなので、ひとまず新規のお客様を増やしたい社労士の方、
などの参考になれば幸いです。

 

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1.最初にターゲットを記載しましょう。


あなたが一番喜ばせることのできる人は誰か?
あなたが一番来てほしいお客様は誰か?
あなたが一番成果を出せる分野は何か?
これを明確にしましょう。

 

例えば、

そろそろ労務を整えたいとお考えの経営者の方へ

働き方改革に向けた対応をどうしたら良いのかお悩み中の方へ

今のうちに人材不足の対策をお考えの方へ

 

など、お客様の「お困りごと」を記載するようにしてください。

 

2.次にあなたに相談・依頼すると、どうなれるのかを記載しましょう。


最初に例えば、「〇〇でお考えの方へ」と伝えていますので、

あなたにお願いすると、どうなれるのか、afterの状態を記載しましょう。


例えば、労務に関することであれば、

就業規則を一度見直して会社の体制をと整えませんか?」など、

到達点がわかるように考えてみてください。

 

3.次に相談風景がわかる写真を3枚記載しましょう。


初めて相談しようかと迷っている方は、どんな先生(社労士)が対応してくれるのか、相談はどんな雰囲気なのか?など確認したいと思っています。

ですので、写真3枚の左側にヒアリングしている様子、2枚目には具体的な相談がわかる様子、3枚目には先生(あなた)の写真を入れておきましょう。

その他、写真の下に文字(キャプション)を入れて、

「写真からわからないこと」を記載すると臨場感が芽生え、

実際に相談すると、どんな体験(相談体制)が待っているのか?といった

イメージを与えることができます。

例えば、相談中の写真であれば、

「専門用語は使わず、わかりやすい言葉で丁寧にご説明いたします」など、

写真からわからない臨場感を伝えるようにしてください。

また先生の(あなた)写真の下には地元出身・実績件数・専門分野など簡単なプロフィールを入れておくのも良いでしょう。


4.次にあなたの相談サービスをおすすめする理由を記載しましょう。


あなたの事務所の特長やポイント、

相談して見込まれる効果など3つほど記載してください。

特にいざ社労士さんに相談するとなると、お客さんも慎重になりますので、

(会社の内情をある程度公開するため)しっかり記載するようにしてください。

まだイメージが湧かないようでしたら、

 

「相談すると〇〇がわかります」

「相談すると〇〇が明確になります」

 

といった問題点が明確になるという視点で考えてみてください。

 

5.個別相談の詳細は記載しましょう。

 

日時・会場・相談料・相談時間など基本的な相談の概要を記載しておきましょう。

基本的にチラシはお客様とのきっかけづくりが主旨となりますので、

いきなり顧問契約といった敷居が高いサービスを訴求するのではなく、

手軽に相談できるフロント商品(60分:無料~5,000円程度の相談料)

をチラシのオファーにしておきましょう。


全員とはいきませんが、お互いの相性や問題点の明確化がしっかり図れれば、

お客様の方から、あなたのサービスに関心を持ちますので、

あなたの着眼点を提供するようにしてください。


6.初めて相談する経営者の目線になって不安を解消しておきましょう。


例えば、

 

個人情報の管理は大丈夫か?

とりあえず相談だけでも良いか?

書類など持ち物は何が必要か?

予め用意しておくものはあるのか?

担当者の同席は必要か?

 

など、Q&A形式で代表的な項目を2つ程度記載しておきましょう。

チラシのスペースに余裕がない方は、

ホームページで事前に不安を解消できるようにしておいてください。

(チラシからホームページに信頼できそうか?確認しに来るケースが多々あります)

 

7.あなたの個別相談の申し込み方法を記載しましょう。


電話・メール・お問い合わせフォームなど、

あなたの個別相談に申し込む方法を記載するようにしてください。

特に、お問い合わせフォームは、必要最低限の項目にするだけでも、

反応率は上がりますので、なるべく入力に手間がかからないように、

工夫してみてください。


また予め詳細を確認したい場合は、

お問い合わせに対して、

「一度お電話にてご確認させていただきます」といった流れを作っておくと、

当日がスムーズには運びますので、

必要に応じて検討してみてください。


8.あなたの事務所・会社の基本情報を記載しましょう。


住所・電話番号・メールアドレス・ホームページのURLなど、

基本情報・会社概要等を記載しておきましょう。

また実際にお電話があった際には、

「今、チラシやホームページなど何かご覧になられていますか?」と

質問するようにしましょう。

 

相手(お客様)と同じ媒体を見ながら会話することで、

共通認識しやすくなりますので、より価値が伝わりやすくなります。

余裕があれば、「何かわかりにくいところはございましたか?」など、

答えは現場になりますので、今後のチラシの改善等に役立てていきましょう。


以上、社会保険労務士向けチラシの作り方(個別相談編)について解説いたしました。
ぜひあなただけのオリジナルチラシを作成してみてくださいね。

 

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