売れるチラシの作り方の教科書

チラシの効果的な作り方やリーフレットのデザイン・フライヤーのレイアウトなどの作成方法、新聞折込・ポスティングチラシの配り方など、集客につながる営業戦略のノウハウをご紹介しています。




チラシを配布する前に知っておきたい3つのポイント

まずはじめに、売れるチラシの配り方には、大きく分けて【1】回数【2】枚数【3】エリア【4】媒体【5】タイミングの着眼ポイントがありますので、今回は3つの観点をご紹介しますね。できることならチラシの効果を高めたい方、普段なんとなくチラシの枚数を決められている方、普段なんとなくチラシの配布日を決められている方の参考になれば幸いです。

 

 

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回数

通常、多くの方がチラシを配布する際に、「よし!〇〇日にしよう!」と、

なんとなく決められているケースも多いと思いますが、

実は、お問い合わせなど、

「お客さんが欲しい」というタイミングは、
「お客様のタイミング」で決まるものですので、

チラシの配布回数は、

 

・同じ内容のチラシを
・同じエリアに2~3回

 

配布することが基本となります。

 

例えば、9,000枚印刷して、配布する場合は、

・9,000枚×1回で「どうだ~!」と狙うのではなく、
・3,000枚×3回、または4,500枚×2回に分けて

リスクを分散・接触頻度を増やして配布していきます。

 

基本的に、合計枚数は同じですので、
費用的なものは大きく変わりませんので、
ご安心ください。

 

野球でいうところの「3打数1安打」のイメージです。
経験則になりますが、3回目に反応が出やすい傾向にあります。
逆に、野球でいうところの1回だけの配布は、
いきなり代打で登場して、フルスイングして、
「ホームランを狙う」といったイメージになります。
(大げさではありますが・・)

「まずは塁に出る」。ここを意識しておきましょう。


枚数

通常、多くの方が「チラシの枚数」を決める際に、
だいたい5,000枚や10,000枚など、

「5」や「0」など区切りの良い枚数で、
決めやすい傾向にありますが、

実は、枚数の決め方の基本となるのが、

 

・まず対象となるエリアの「1回の配布量」を確定し、

・その1回の配布量に回数(2~3回)を掛け合わせた枚数

が、「合計の印刷枚数」になります。

 

ですので、例えば、

1回の配布量が4,000枚だとした場合

 

・4,000枚×3回=12,000枚
・4,000枚×2回= 8,000枚

 

が適切な印刷・配布枚数になります。

 

その他、まず目標の集客人数や売上額から、
レスポンス(過去の反応率)を逆算して、
枚数を決めていく考え方もありますので、
状況に応じて使い分けていきましょう。


タイミング

あなたはチラシの配布はいつ頃にしていますか?
もちろん商品やサービスの内容にもよりますが、
おすすめするチラシの配布のタイミングは、

 

・月末
・月初
・直前(キャンペーンがある場合)

 

のリズムを意識してみてください。

 

例えば、フィットネスクラブの場合、

・6月末までに入会の手続きをして、
 7月から運動を始めよう!
 
といった、月末を境にした
「感情の区切り」が非常に多い傾向にあります。

意外と人間は「月末月初」を区切りに、

 

・変わりたい
・チャレンジしたい
・購入しよう

 

という感情の変化が高まりますので、
「お客さんが欲しい」と思う時に、
配布するといったタイミングを
意識しておきましょう。
(もちろん給料日等も影響します)

 

上記内容は、私自身がこれまでに、
実際に、累計300万枚以上の配布(テスト)をして
得てきた考え方です。

 

もちろん商品や内容、地域特性なども
あるかと思いますが、ぜひ参考にしていただければと思います。

ということで、

 

今回は、

・できることならチラシの効果を高めたい方

・普段なんとなくチラシの枚数を決められている方

・普段なんとなくチラシの配布日を決められている方

の参考になれば幸いです。

 

 

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