売れるチラシの作り方の教科書

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それは第三者視点で考える

今回は、
「それは第三者視点で考える」
についてご紹介いたします。

 

Third-party evaluation

 

 


それは第三者視点で考える。

 

既にご存知かと思いますが、
人には「損失回避思考」という本能があります。

 

簡単に申しますと、
人間には「損をしたくない」という思考が
備わっているということですね。

 

別の表現をしますと、
「騙されないぞ」といった思考が
備わっているということですね。

 

ということで、
そのような「本能背景」をもとに、
冷静に「別の角度」から見ますと、

 

通常、広告においては、
自分(自社)の商品やサービス等の
宣伝告知等が主体かと思います。

 

ということは、

 

その広告を見たお客様は、

 

・自社に有利なように書いてあるのではないか?

 

と疑いたくなる本能が作動するということですね。

 

あなたも、似たような経験はありませんか!?

 

これは「人間の本能」ですので、
ある意味仕方ないことかと思いますが、、

 

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では、どうすれば良いのか

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色々と方法はありますが、
せっかくここまでお読みいただいておりますので、
今回は「第三者の視点」という
観点で考えてみてください。

 

もちろん、個人差や関係性によって
異なると思いますが、

 

「第三者の発言」を使うと信頼性が増し、
お客様はその訴求内容等を心理的に、
受け入れやすくなります。

 

つまり、

「自社の言葉」で言うよりも、
「第三者の言葉」を引用したほうが、

相手の疑いを取り除き、
自社の主張が説得力あるものに
変換できるということですね。

 

例えば、
アメリカの心理学者・レス・ギブリン氏の
著書にも事例等が紹介されていますが、

 

もし自分の車を100万円で売りに出し、
買い手がその金額に異議をとなえたら、
どういえば成立しやすくなるか?を考えてみる。

 

■自分(自社)の言葉
・私は100万円が適正価格だと確信しています。

 

■第三者の言葉
・中古車の情報誌には、
 この車が100万円で掲載されていますし、
 中古車センターでは、
 これより程度の悪い車が118万円で売られています。

 

もう1つ。

 

もし自分の家を2,000万円で売りたいが、
買い手は1,700万円しか出さないという見解であれば、
どう言えば成立しやすくなるのか?を考える。

 

■自分(自社)の言葉

・この家と同じぐらいの他の家を
 入念に調べましたが、
 これは妥当な価格です。

 

■第三者の言葉
・2週間前にこの家を査定してもらったところ、
 2,000万円を超えていました。

 

あなたは、
どちらが、妥当性があるように聞こえますか!?

 

もちろん、
商品・サービスの内容にもよると思いますが、

 

・今の名刺
・今のチラシ
・今のホームページ
・今の会社案内
・今のパンフレット

 

の見直しやご確認、

 

・今のブログ
・今のYoutube
・今のFacebook

 

などのSNS系の情報発信方法等の
見直し・ご確認等をしていただくと、
新たな気づきや発見等もあるかと思いますよ☆

 

もし仮に、

 

・売上がイマイチ伸びていかない・・
・自社の商品・サービスの良さがなかなか伝わらない・・

 

という方は、

 

「自社の言葉」ではなく、
「第三者の言葉」で表現できないか?できているか?

 

など、チェックしてみてください☆

 

ということで、

今回は、
「それは第三者視点で考える」
についてご紹介いたしました。

 

今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

何か1つでも参考になっていれば幸いです。

 

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