最近、売上に波があると悩んでいませんか?今回はチラシを作成する前に押さえておきたい6つの思考フレーム集についてご紹介します。チラシ戦略のご参考になれば幸いです。
1.商品戦略
まず、「何を売るのか」「何を提供するのか」を確認しておきましょう。
具体的には、
・あなたの商品やサービス、またはお店が売っている、提供している「価値」は何か?
・お客様はそれにより何を手にすることができますか?
・それはお客様が欲しがっているものですか?
・または、それはお客様がお金を払ってでも「解決したい」と思っているものですか?
・あなたの商品やサービスは競合他社様の商品・サービスより優れていますか?
といった観点でまず自問自答していただき、自社の商品・サービスの価値や良さを整理してみてください。
2.顧客戦略
次に「誰に売るのか」「誰に提供するのか」を考えてみてください。
具体的には、「その商品・サービスを欲しがっている人」はどのような人か?
不の悩みや、満たしたい欲求などから考えてみてください。
3.エリア戦略
次に「どこに売るのか」「どこに提供するのか」を考えてみてください。
上記で決まった「人」はどこにいるのか?
基本的に人間は自宅か会社にいるのが普通ですが、
その人がどこにいるのかを、今一度確認してみてください。
4.価格戦略
次に「いくらで売るのか」「いくらで提供するのか」といった観点で考えてください。
具体的には、
・その商品やサービスの「価値」はいくらか?
・その「価値」=「価格」は市場の相場と比較して競争力があるか?
・同じ価格帯で似たような商品・サービスはあるか?
といった観点で、商品の価値(価格)を俯瞰し、優位性を確認してみてください。
5.集客戦略
次に、「どうやって売るのか」「どうやって提供するのか」「どうやって届けるのか」といった観点で考えてみてください。
具体的には、上記で決めた「人」にどのような方法で、自社の商品やサービスの価値を伝えているか?おおよそ、1ヶ月に「何人の方」に伝えているか?実際に伝えた方から何人の反応があったか?といった観点で、整理してみてください。
6.継続戦略
最後に、「どうやって継続していただくか」といった観点で考えてみてください。
ご存知の通り、売上構成の基本は顧客数×単価×継続回数(リピート数)です。
・あなたの商品やサービスを購入してくださった方をどうやってリピーターにしようとしているのか?
・フォロー体制などの仕組みはあるのか?
・おおよそ、お客様は平均何カ月、商品やサービスを継続購入しているのか?ください
といったLTV(ライフタイムバリュー)の視点でも考えておきましょう。
以上、チラシを作成する前に押さえておきたい思考フレーム集についてご紹介しました。自社の商品・サービスの良さをベースに、誰に・何を・どうやって・いくらで、など整理することで、一貫性のあるチラシのデザインになります。